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プロジェクト引き継ぎチェックリスト
引き継ぎは、書類棚にしまわれていた実情が表に出てくる瞬間です。退任するときも、ローテーションで離れるときも、完成したプロジェクトを運用チームに渡すときも、このチェックリストで「整った状態」ではなく「ありのままの状態」を引き渡してください。
1. 何を引き継ぐのかを合意する
引き継ぎがうまくいかないのは、双方が違う場面を思い描いているときです。進行中のプロジェクトを別のマネージャーに渡すのか、完成したプロジェクトを運用部門に渡すのかを書き出してください。受け手の名前、日付、そして責任が実際に移る時点も明記します。
- 引き継ぐ側、引き継がれる側、スポンサーの名前。
- 引き継ぎ会議の日ではなく、責任が移る発効日。
- 引き継ぎの範囲:プロジェクト全体、1つのワークストリーム、または成果物のみ。
- 引き継ぐ側がいつまで、どう連絡がつくか。
2. 計画とお金を引き継ぐ
現在のベースラインと予測を渡し、両者の差を正直に伝えます。直近3つのマイルストーンを日付と、それを動かしかねない依存関係とともに示してください。
予算も同じく率直に。承認額、支出済み、コミット済み、予測を揃え、未請求や係争中のものがあれば明示します。
- 承認済みベースラインと、現在の予測完了日。
- クリティカルパスと、直近3つのマイルストーン。
- 予算:承認額、支出済み、コミット済み、予測。
- 未完了の発注書、取引先との契約、更新日。
- 承認済み、または審議中の変更要求。
3. 進行中のRAID項目を引き継ぐ
RAIDログは、プロジェクトが持つ記憶にいちばん近いものです。赤の項目だけでなく、未解決のリスク、課題、意思決定のすべてを受け手と一緒に確認し、それぞれで次に何をするつもりだったかを伝えてください。
- 未解決のすべての項目に、1人の担当者と期日がある。
- 課題になりかけているリスクに印が付いている。
- 回答待ちの意思決定と、その回答者。
- 口頭で約束したまま、書き残していないこと。
4. 人と力関係を引き継ぐ
スポンサー、主要なステークホルダー、取引先には、できるだけ直接受け手を紹介します。ステークホルダーマップは共有するとして、書かれていないメモも伝えましょう。会議の前に一本電話が必要な人、すべてに目を通す人、何も読まない人などです。
- ステークホルダーマップとコミュニケーション計画。
- ガバナンスの日程:次回のステアリングコミッティと資料の提出期限。
- 主要な取引先とチームメンバーの連絡先。
- 初日から受け手が知っておくべき、配慮が必要な事柄。
5. 確認して署名する
引き継ぎが完了するのは、渡す側が話し終えたときではなく、受け手が「受け取った」と言ったときです。短い説明会を開き、受け手に言いにくい質問も出してもらい、署名を記録します。既存の計画ファイルがあれば、Senshinに取り込むことで、受け手は最新の計画、RAIDログ、健全性ビューから始められます。
- 受け手が、挙げられたすべての文書の在り処を確認できる。
- システムやフォルダへのアクセスを、想定ではなく実際に確認する。
- 未解決の質問を、担当者と期日つきで記録する。
- スポンサーと双方のマネージャーによる署名を記録する。

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よくある質問
プロジェクトの引き継ぎには何を含めるべきですか?
計画とベースライン、予算の状況、未解決のRAID項目、契約と取引先、ステークホルダーとガバナンスの情報、文書とシステムへのアクセス、そして受け手による署名つきの確認です。
引き継ぎとプロジェクト終結の違いは何ですか?
引き継ぎは、責任を新しい担当者またはチームに渡すことです。終結は、プロジェクトを正式に終え、成果物を確認し、教訓を記録することです。同時に行われることが多いものの、同じではありません。
プロジェクトの引き継ぎにはどのくらい時間をかけるべきですか?
受け手が大事な質問をすべて出せるだけの時間です。進行中のプロジェクトなら、通常は数営業日の重なりを持たせます。急いだ引き継ぎは、記録されていない約束が抜け落ちる原因になります。
プロジェクトの引き継ぎには誰が署名しますか?
後任の担当者が受け入れを確認し、責任の所在を明確に残すため、通常はスポンサーまたは上長が副署します。
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